FXのトレードノート(日記)と上達を加速させる復習方法

困っている人

  • FXのトレードの記録って何で付ける必要があるの?
  • トレードの記録の付け方が分からない

お気持ちよく分かります。

なぜなら僕もFX始めた当初は

トレードの記録を付ける意図も記録の付け方も分からなかったからです。

 

そんな僕が、FX歴5年間の中で試行錯誤した結果身に付いた

  • 無理なく継続できるFXトレードの記録の付け方
  • その記録を元に効率よく復習し上達する方法

 

を当記事でご紹介します

当記事を読んで得られる5つのメリット
  1. トレードの記録を付ける意義が分かる(FX上手くなりたかったら記録は必須)
  2. トレードの質を高めつつ効率よく記録を取る方法が分かる
  3. 無理なく継続しやすい記録の付け方が分かる
  4. 記録を元にどうやって復習したら良いか分かる
  5. だから実践するとFXの上達が少しずつ加速する

実践を通して確立された方法なので

本気でFXで勝ち上がりたい方は是非最後までお読み下さい!

この記事の信頼性

リュード

  • FXトレード5年目のスイングトレーダー
  • 1トレードで100pips~200pips獲得するのが得意
  • FXの年間収支は80万円〜100万円程度
  • まだまだ未完成トレーダーですが、未完成目線で語れる内容を徹底的にブログで言語化しています

目次

トレードの記録を付ける際の注意点

まず最初に知っておかないといけないのが、トレードの記録を付ける意義です

なぜなら

意義がハッキリしていないと

頑張ってトレードの記録を付けても効果を発揮しない場合があるからです!

トレードの記録を付ける意義は「あとで記録を振り返ってトレードの改善点を見つける為」

トレードの記録を付ける意義は

「あとで記録を振り返ってトレードの改善点を見つける為」です

 

例えば、毎月の給料を全て使ってしまって貯金ができない人が

貯金できるようになろうと思った場合

貯金できるようになりたかったら

毎月の収支の記録を取って振り返る

無駄な出費を把握して、収支のバランスを改善する

このような過程を踏むのがセオリーです

 

これと似たような感じで

継続的に稼げるトレーダーになりたいのなら

トレードの記録を取って振り返る

過去のトレードから改善点を見つけ出し対策を立てる

この過程を踏まないと長期的に稼げるトレーダーへと成長するのが困難です

 

だから

FXで本気で勝ち上がりたかったら、トレードの記録を取って振り返る作業は必須です!

 

【要注意】過去に僕がやっていた失敗例

あくまでトレードの記録を取る目的は「記録を振り返って改善点を見つけ出して成長する為」で、その為の手段が「トレードの記録を付ける」です。

 

トレードの記録を付けること自体が目的になってしまわないよう注意しましょう!

手段と目的がごっちゃになってしまう事がよくあります

 

トレードの記録を付ける時のポイント

次にトレードの記録を付けるポイントをお伝えします

できる限り負担の掛からない方法で記録する

トレードの記録を付ける際の最も大事なポイントは

「できる限り負担の掛からない方法で記録する」です

 

なぜなら

面倒くさいやり方で記録を取ろうと思っても継続できないからです!

 

トレードの記録は継続的に付ける事で本領発揮するものなので

継続できない記録の付け方をするのは効果的ではありません

 

だから、できる限り負担の掛からない方法で記録を取った方が良いです!

 

では負担の掛からないトレードの記録の付け方って何なんでしょうか?

 

無理せずに継続できるオススメの記録の付け方を具体的にご紹介します

エントリーする前に記録できる所は先に記録しておく

無理せずに継続できるオススメの記録の付け方の1つが

「エントリーする前に記録できる事は先に記録しておく」です

 

トレードの記録を付ける、と聞くと

トレードを終えた後に付けるモノだと思われる方が殆どだと思いますが

 

実はトレードする前にある程度記録できるので

事前に記録しておけば負担がかなり減るのでオススメです。

エントリーする前に記録する4つの項目

エントリーする前に記録しておいた方が良い項目が

  1. なぜそこでエントリーするのか?
  2. どこで損切りするのか?
  3. どこで利確するのか?
  4. そのロット数でエントリーして、もし損切りしてもメンタルは傷まないか?

この4項目です

例えば僕の場合は平行チャネルを使ったトレードで稼いでいるのですが

記録の具体例

エントリー前に記録した方が良い4つの項目
  1. 【なぜそこでエントリーするのか?】現在は平行チャネル(青)に沿った上昇トレンド中。平行チャネル(青)の安値&139.420の過去の高値で反発&上昇する前提で押し目買い
  2. 【どこで損切りするのか?】平行チャネル安値を下抜け確定したら損切り(−50pips)
  3. 【どこで利確するのか?】平行チャネル高値圏で利確(+150pips)
  4. 【そのロット数でエントリーして大丈夫?】証拠金10万円に対し,もし−50pips損切りした場合4.000通貨なら損失を−2%まで抑えられるのでロット数は4.000通貨で問題なし

こんな感じで記録しています。

補足

FX初心者の方の場合、いきなり自分のトレードを明確に言語化するのは困難だと思いますが、あまり完璧さを求めずにトレードの言語化に挑戦してみるのをオススメします!

言語化が苦手な方も苦手なりに言語化して場数を踏めば少しずつ言語化上手くなります。

【ポイント1】自分自身にトレードの内容を解説するように記録する

エントリーから決済(利確or損切り)までの流れを自分自身に解説する感覚で記録するのがポイントです。

なぜなら

エントリー前にトレード内容を解説する2つのメリット
  1. 解説した内容がそのまま記録代わりになるから記録とる作業がラク
  2. 質の高いトレードを維持できるので無駄な損失を回避できる

こんな感じで一石二鳥な記録の付け方だからです!

 

感情的なトレードの予防にもなる

また、トレードの内容の解説を試みて、上手く解説できなかった場合

解説できない

トレードの根拠を言語化できない

トレードの根拠が曖昧だからエントリーを控えよう

といった感じで、思考が整理整頓されていい加減なトレードの予防にもなるので、無駄な損失が激減します

 

【ポイント2】エントリー前に、この4つの項目を言語化&自問自答して100%同意できた時だけエントリーする

  1. なぜそこでエントリーするのか?
  2. どこで損切りするのか?
  3. どこで利確するのか?
  4. そのロット数でエントリーして、もし損切りしてもメンタルは傷まないか?

この4つの項目を自分自身に解説し、100%同意できた時だけエントリーしましょう!

 

なぜなら、重要なことなので何度も言いますが

100%同意できない時はいい加減なトレードになりがちだからです

 

この解説した内容が記録代わりにもなりますし、記録すべき内容の半分くらいはエントリー前に書き込めるので記録取る作業の負担がかなり軽くなります。

 

エントリーした後に記録する事|トレード中に「気付いた事」「感じた事」があったら可能な限り全て記録しよう

 

エントリー後は「気付いた事」「感じた事」を可能な限り全て記録しましょう。

以下に「気付いた事」「感じた事」の具体例を紹介します。

記録の例(1)

利確できたけど、エントリー直後に損切りラインギリギリの-30pipsまで逆行してハラハラした

改善点

  1. 逆行してハラハラした=ロット数や証拠金が多き過ぎる可能性あり
  2. 逆行してハラハラした=「この手法で大丈夫」という確信が自分の中に無い。まだまだ検証不足の可能性あり

 

記録の例

連敗しまくって短期間で証拠金の20%を失った

短期間に-20%の証拠金を失うと「今までの損失を取り戻したい」という感情が湧いて一発逆転狙いの雑なトレードをした

大負けして資金の殆どを失った

改善点

  1. 「損失を取り戻りたい」と感じ始めた時点でメンタル崩壊が起きているので、チャート閉じてトレード止めた方が良い
  2. 短期的に証拠金の20%を失うと「損失を取り戻したい感情」が湧いてくるから要注意

 

こんな感じで「気付いた事」「感じた事」を記録し、もし改善点があれば改善点まで書き込めると100点満点です。

後から「こうした方がもっと稼げたかも?」「このパターンでも稼げたかも?」と感じた時もしっかり記録する

エントリー前には気づけなかってけれど、後から

  • こうした方が稼げたかも?
  • このパターンでも稼げたかも?

と気づける事があります。

こういった事も記録しておくと手法の改善に繋がる場合があります。

以下に具体例のツイートを紹介します。

 

「トレンド転換直後に平行チャネルが効きやすい」と気付いた時のツイートです。

こういった所に気付けると、手法のアップデートに繋がる可能性がありFX上手くなるキッカケになります!

【最重要】形式に囚われずに、トレード中に気付いた事・感じた事を気軽にメモる感覚で記録を取ろう

僕の経験上、特に記録した方が良いと感じたことを例に挙げましたが

  • このタイミングで利確(損切り)した方が良かったかな?
  • もう少しエントリー待った方が含み損を抱えるリスク回避できて良かったかな?

 

など

トレード中に気付いた事・感じた事はその都度メモを取る感覚で率直に記録しましょう!

「そんなに重要じゃないだろうな」と感じる事もメモ取る感覚で率直に記録しておいた方が良いです

 

なぜなら

「記録した時点では重要性感じなくても、あとで振り返った時に実は大事だった」ということが多々あるから

 

無理なく継続できるトレードの記録の付け方

【超オススメ】Twitterをトレードノート代わりにするとラクに記録取れて継続しやすい

僕がFX歴5年間で思考錯誤した結果、継続しやすいラクな記録の付け方が「Twitterをトレードノート代わりにする」です

Twitterをトレードノート代わりにする4つのメリット
  1. 誰でも無料で使える
  2. Web上に記録できるから保存場所に困らない
  3. チャート見れる環境だと必ずTwitterを開けるので気付いた事を即メモ代わりに記録できる
  4. スキマ時間を利用して手軽に記録&振り返りができる

以上4つのメリットがあるので、最小限の負担でトレードの記録が取れるので継続させやすいです!

 

僕はこんな感じでTradingviewの描画ツールでチャート上にトレードの根拠や感じた事・気付いた事を記録し

ツイートに画像添付して記録しています

 

Tradingviewはトレードの記録や検証もできる抜群に使い勝手の良いチャートツールなので、興味のある方は是非実際に触って使ってみて下さい

以下リンクから無料で使えるのでお試し下さい!

 

Tradingviewについて詳細を知りたい方は

僕が実際に使てみて率直に感じた感想をまとめたので参考にして下さい!

FX歴5年のトレーダーが教える|トレーディングビューの評判

負担の掛からない記録の取り方を模索して可能な限りラクしよう!

TwitterとTradingviewを使ったトレード記録の取り方を紹介しましたが

  • Webじゃなくて紙媒体のノートで記録したい
  • 文字で記録するんじゃなくて音声を録音して記録したい

 

…など

個々人で負担の掛からないラクな記録の付け方は違うと思います

自分にとって、どんな記録の付け方がラクなのか?

 

実際にやってみて最適な記録の付け方を模索すると良いでしょう!

 

極論ですが

やる気ある人

毎朝通っているコンビニのレシート裏に記録して振り返るのが一番ラク!

という方がもしいらっしゃったら、そのやり方でも全然OKです

 

要は

トレードの記録取る

記録を振り返ってトレードを改善する

トレード上手くなる

このサイクルを回せるのであれば、記録の付け方なんて何でも良いんです

当記事で僕が紹介している記録の付け方は一例に過ぎません。

 

大事なことなので繰り返して言いますが

目的は「トレードを振り返って改善点を見つけてより稼げるようになる」であって記録はあくまで手段でしかありません

 

だから

固定概念に囚われずに、自分独自の記録&振り返り易いやり方を模索しましょう!

【最重要】チャートが動かない土日等に記録を振り返って復習をしよう

先述した通り、トレードの記録を付ける意図は「あとで記録を振り返ってトレードの改善点を見つける為」です。

なので、取った記録は仕事が休みの日等に必ず振り返って復習しましょう!

【振り返り時のポイント】記録を元に過去チャートに遡って復習すると新たな気付きが得られやすい

記録を振り返る際のポイントは

「トレードをした当時のチャートに遡って復習した方が新たな気付きを得られやすい」です

 

こちらのチャートを見比べて頂くと分かり易いと思うのですが、

現在のチャート

完成されたチャートを見るのと

 

過去のチャート

トレード当時のチャートに遡って見るのってチャートの見え方の印象が随分違います

 

一旦チャートを遡って復習した方が新たな気付きが得られやすく、

新たな気付きを得られた時がトレーダーとして成長した瞬間なので効率良く復習ができます!

 

FX初心者

すみません、過去のチャートに遡るのってどうやるんですか??

過去のチャートに遡るには「過去検証ソフト」が必要です!

 

過去検証ソフトとは、デモトレードに巻き戻り&早送り機能を付属させるソフトです

 

FXの過去検証は意味ない?バックテスト必要と感じる3つの理由」でも解説していますが

FX上手くなろうと思ったらトレードの記録の振り返りに加えて、過去検証も必須なのでこれを機に入手を検討してみると良いでしょう

過去検証ソフトについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい!

FXのおすすめ過去検証ソフト&ツール&アプリ5選【無料+有料】

【まとめ】自分で書いたトレードの記録が自分独自の最高の教科書になる

長くなりましたのでトレードの記録の付け方についておさらいをします

  1. トレードの記録を付ける意図は「あとで記録を振り返ってトレードの改善点を見つける為」
  2. 記録が三日坊主にならないよう、負担の掛からないラクな記録の付け方を模索
  3. エントリーする前に記録できることを先に記録しておくとラク
  4. Twitterをトレードノート代わりに使うとメモ感覚で記録付けるのでオススメ
  5. 土日等仕事が休みの日に必ず記録の振り返りをしよう
  6. トレードの記録の振り返りをする際は、当時のチャートまで遡った方が新たな気付きが得られ成長に繋がる

FXトレードの記録の付け方が理解できたでしょうか?

最初は三日坊主になっても良いので、少しずつ習慣化していきましょうね!

 

FX上手くなりたかったら、記録の振り返りと同レベルで重要なのが過去検証のやり込みです

以下の「【初心者必見】FXの過去検証のやり方を分かりやすく1から解説」で過去検証のやり方を詳しく解説しているので併せて参考にして下さい!

【初心者必見】FXの過去検証のやり方を分かりやすく1から解説

 

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