困っている人
- 含み損には耐えられるけど、含み益に耐え切れない
- 含み益には耐えられるけど、含み損に耐え切れない
お気持ちよく分かります。
この記事を書いている時点でトレード歴4年目ですが
未だに含み益に耐えるのが苦手です。
ただ
経験を積んだ結果、含み益・含み損に耐えられない原因と対策が明確になってきたので、当記事で言語化しています!
この記事の信頼性
リュード
- FXトレード3年目のスイングトレーダー
- 2年目で平均月利+17%維持
- 1トレードで100pips~200pips獲得するのが得意
目次
含み益・含み損に耐えられない4つの原因と対策
トレードルールが明確じゃない
含み益・含み損に耐えられない理由の1つが「トレードルールが明確じゃない」です。
ルールが明確じゃないとエントリー・損切り・利確の根拠が曖昧になります。
これらが曖昧だから、
リアルタイムに増減する含み益・含み損の数値を見ると動揺して含み益・含み損に耐えられなくなります。
なので
トレードルールが曖昧な方は
まずはルールをしっかり固めるのが最優先の課題です!
ちなみに僕は
「移動平均線を使った押し目買い・戻り売り」
だけで少しずつ利益を積み重ねています。
押し目買い・戻り売りのやり方は以下の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい!
感情的なトレードをしている
先程の「トレードルールが明確じゃない」とリンクしますが
「感情的なトレード」をしている時もエントリーの根拠(というか戦略全体)が曖昧なので
含み益・含み損に耐えられなくなりがちです
感情的なトレードの1番の対策は
エントリーする前に
エントリー・利確・損切りの根拠を明確に言語化する
です!
なぜなら
- エントリーする前に根拠の言語化を試みることで一旦冷静になれる
- 感情的になっていたら言語化は絶対にできない(言葉にならないから)
- 言語化できない時点で感情的になっている事に気付き、感情的なトレードを抑制できる
だからです!
ちなみに僕は以下の様にエントリー前にTwitterでトレードの根拠を明確に言語化してからエントリーする様に努めています!
【EUR/JPYエントリー】
今日の夕方頃戻り売りしかけました!
✔下降トレンド中
✔緑で囲った部分がレジサポ効いているので、ここに水平線引いて戻り売り
という戦略
オレンジ色の水平線が利確&損切りライン pic.twitter.com/9Ztib98YfP
— リュード🐾FXトレーダー🐱 (@FXryudo) July 21, 2021
この言語化したツイートがそのままトレードの記録にもなるので一石二鳥でオトクです。
Twitterをトレードノート代わりにして言語化する方法を以下の記事で解説しているので
よかったら参考にして下さい!
ロット数を上げ過ぎている
ロットを上げ過ぎるとメンタルへの負荷が増大して含み益•含み損に耐えられなくなります!
例えば
ロットを上げ過ぎる、というのは
自動車の運転に例えると「スピードを上げ過ぎている」に相当します
自動車のスピードを上げ過ぎるとメンタルへの負荷が増大して
- 一時停止の標識がある場所でしっかり一時停止する
- 見通しの悪い場所で、しっかり目視確認する
など
「正しい運転」を遂行するのが困難になります
トレードも一緒で
ロットを上げ過ぎているとメンタルへの負荷が増大して
- 損切りすべきタイミングでしっかり損切りする
- リスクリワードが最良のタイミングまでエントリーを待つ
など
「正しいトレード」の遂行が困難になります
この正しいトレードが困難になる結果、招いているのが
「含み益•含み損に耐えられない」です
なので
証拠金に対してどれ位のロット数が適切なのか?
基準を明確にしておくのが極めて重要です。
適切なロット数の目安については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください!
過去検証の量が足りない
トレードルールが明確であっても
過去検証の量が足りないと含み益・含み損に耐えられなくなりがちです
なぜなら
上手いトレーダーは何十回・何百回・何千回と過去検証を積み重ねて
- ここまで伸びたら利確
- ここまで下がったら損切り
を想定内にしていて「耐える」という感覚が薄いからです。
逆に過去検証の量が足りないと
- ここまで伸びたら利確
- ここまで下がったら損切り
が想定内になっていない(ここまで伸びる・下がるの根拠が自分の中に無い)ので
様々な動揺を生む原因となり
結果「含み益・含み損に耐えられない」という現象が起きます。
過去検証の重要性について
以下の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい!
含み益・含み損に耐える為のその他の対策
意味もなくチャートを見ない
含み益・含み損を抱えている時に
仕事の休憩時間や電車の待ち時間など、隙間時間に意味も無くチャートを眺めていると
ついつい早めに利確・損切りをしたくなり含み益・含み損に耐えられなくなります
「4時間足が確定するから4時間おきにチャートを見る」
など
明確な意図が無い限りチャート(含み益・含み損の数値)を見ない方が良い
リュード
ちなみに僕は含み益・含み損に耐える為&無駄なトレードを予防する為に
スマホからMT4をアンインストールしています。
含み益•含み損に耐える為の究極の対策が「T/PとS/L設定した後はチャート見ない」です!
FX以外のやる事を増やす
意味も無くチャートを見てしまう根本的な原因は「ヒマだから」です
ヒマな時間についついSNSを見てしまうのと似た感覚でチャートを見てしまうから
無駄にメンタルが乱れて含み益・含み損に耐えられなくなってしまうのです
ヒマ=空いた時間がある、という事なので、
その空いた時間に
- 過去検証する
- スポーツする
- 家族と一緒に過ごす
など
有意義に時間を活用した方が賢明です。
FXで勝ち続ける為には
「相場との程よい距離感」を保つ事が重要だと思っています!
利益を伸ばす際は分割利確を活用する
ある程度長めにポジションを保有していて含み益が出ていた場合
「まだ利益を伸ばせるんだけど、利確したい!」
と感じる時もあると思います。
そういった場合は
「頑張って含み益に耐える」ではなく
「半ロット分割利確してポジションを軽くして更に利を伸ばす」ことをオススメします!
重い荷物を長期間持ち続けるのってシンドイです
長期的に持ち続ける必要があるなら荷物を軽くするのが合理的
FXのポジションにも同じことが言えます。
以上が含み益・含み損に耐えられない4つの原因と7つの対策でした!
含み損に耐えられなくて早めの損切りしてしまう方は
損切り貧乏対策の記事を掘り下げて書いたので併せて読んでみて下さい!
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