困っている人
- 実用的なFXの手法を知りたい
- 移動平均線や水平線を使った手法を知りたい
- 押し目買いや戻り売りのやり方を知りたい
といった悩みにお応えする為に
僕が実践している移動平均線と水平線を使った押し目買い(戻り売り)の手法を公開し、手法の内容の詳細の解説をしています。
FXでどういった手法が良いか迷っている方は
一度マネてみて、叩き台として上手く活用して頂けると嬉しいです
この記事の信頼性
リュード
- FXトレード3年目のスイングトレーダー
- 2年目で平均月利+17%維持
- 1トレードで100pips~200pips獲得するのが得意
目次
「トレンドを見極める技術」と「価格の反転を見極める技術」この2つの技術を磨けばFXは勝てる
まずは大雑把な概要から解説していきますが
FXは押し目買い•戻り売りだけ狙っていれば稼げます

押し目買い•戻り売りは
「トレンドを見極める技術」
「価格の反転を見極める技術」
この2つの技術を徹底的に磨けば身につけることが可能です
- トレンドの見極め→移動平均線
- 価格の反転の見極め→水平線と移動平均線
を活用しています。
移動平均線(SMA)を使ったトレンドの見極めの判断
移動平均線を使えばトレンド相場の判断は簡単にできる!
結論から言いますが
トレンド相場の見極めは「移動平均線」を使えば簡単に判断可能です!
なぜなら
- 1度移動平均線の設定さえすれば、あとは自動で表示される
- 自動で表示されるから特別な技術が不要(再現性が高い)
- 視覚的に簡単にトレンド相場の見極めが可能
だからです!
移動平均線のおすすめの設定や
トレンド相場の判断の仕方は以下の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい。

水平線を使った押し目・戻り目の見極め方
水平線で過去に抵抗線として意識された価格帯を探す
SMAでトレンドの方向性が分かったら
次は水平線を使って過去に抵抗線として意識されていた価格を探します。
例えばこのチャートの場合
緑丸で囲った部分が過去に何度も反発しているので(抵抗線として意識されていると判断)ここに水平線を引きました
意識されている価格帯で
次も反発する可能性あり
=押し目買い(戻り売り)のタイミング
過去の意識されそうな価格帯に水平線を引く事で、次もこの水平線で上昇トレンドの追い風に乗って反発・上昇するのでは?
…という仮説を立てる事ができます=押し目買いを仕掛ける事が可能と判断できます
水平線の引き方(=価格が反転するタイミングの見つけ方)は
とにかく場数を踏んで練習あるのみなので、デモや過去チャートで沢山練習しましょう。
水平線の引き方のコツは以下記事で詳しく解説しているので参考にして下さい。

また
押し目買い・戻り売りのタイミングを計るコツについては
以下の記事でも詳しく解説しているので参考にして下さい。

押し目買い(戻り売り)のエントリーのやり方
押し目(戻り目)がどこになるのか?
仮説を立てたら
次は絶好のエントリーのタイミングまで待ちます。
2種類のエントリー方法を解説します
下位足でトレンド転換したのを
確認してからエントリーするのが王道のやり方(ただし僕はこのやり方を採用していない)
例えば
日足で水平線を駆使してこの様に押し目(戻り目)になりそうな価格を見つけたら
もし想定通りに押し目が発生すると
下位足では(今回の例では1時間足)
この様に【下降トレンド】→【上昇トレンド】といった風にトレンド転換が必ず起こります
この【トレンド転換の確認】をしっかりやった上でエントリーしましょう!
今回の例だと
下位足(1時間足)でトレンド転換のサインである「ダブルボトム」が発生しているのを確認してから買いエントリーすることで
押し目買いが成功する確率が高まります(もちろん絶対では無いですが)
ただし、僕はこの王道的なエントリーのやり方を実践していません。
なぜならば
「下位足でトレンド転換が確認とれるまでエントリーを待つ」という行為がとても苦手だからです。
具体的に何が苦手なのかと言うと…
日足で押し目になりそうなタイミングを発見し
下位足でトレンド転換の完成を待とうと思っても…
エントリー直前になると、とつぜん欲望や感情が逆巻いてきてドキドキ・ワクワクしてしまって…
欲望や感情に支配されてしまい、
下位足でトレンド転換が確定していないのに機械損失を恐れるあまり見切り発車でエントリー
など頻発していたからです(要は待つのが苦手)
また僕は
1日12時間拘束される多忙な職場で働いている為
エントリーが近づいた際にイチイチ下位足を確認するのが困難、というのも理由の1つです
だから下位足でトレンド転換の確認をする事を放棄し
以下のやり方でエントリーする様にしました。
押し目(戻り目)に指値を設定するだけのシンプルなエントリー方法
僕が個人的におすすめしているエントリー方法が
「押し目(戻り目)の仮説を立てたら
その価格帯に指値注文(予約注文)をいれる」
というシンプルなやり方です。
このエントリー方法には以下の4つのメリットがあります。
下位足を確認する手間が不要
上位足で押し目になりえる価格の仮説を立てる→その価格に指値注文をいれるだけ
というシンプルなやり方なので、下位足を確認する手間が省けるのが利点です。
下位足でトレンド転換を確認する作業はそこそこ思考力を消費します
思考力の消費を防ぎ、質の高いトレードを維持することが可能です!
指値注文設定後は放置するだけで良いからラク
押し目(戻り目)なりそうな価格に指値を入れて放置するだけなのでとにかくラクなのも利点
その分、しっかりと正確に押し目(戻り目)を探せるようチャート分析に力を入れましょう!
放置するだけなのでFX以外のにも沢山時間を使える
僕はこのエントリー方法を使って主に日足を基準に押し目買い・戻り売りしているのですが、
日足基準でトレードすると1日1回チャート確認&指値設定して放置するだけなので待っている時間が物凄く多く、ヒマになります。
なのでチャート分析&指値注文後はチャートから完全に離れてFX以外の事に沢山時間を使えます!
待つのが苦手な人でもストレス無く運用できる
押し目(戻り目)の仮説&指値注文設定後は完全放置できる都合上
エントリー前特有の「欲望や感情の逆巻きと冷静に待つのが苦手な人」でも無理なく運用し続ける事が可能です!
リュードが得意な実践的な2つの手法
- 2019年12月~2020年3月までトレンド中のレンジ相場のトレード
- 2021年2月に勢いの強いトレンドで押し目買い
- 2021年5月にトレンド中のレンジ相場のトレード
この3つが僕にとって最高に調子良く爆益GETできたトレードなのですが
その時の手法を言語化してみました!
【1】と【3】のレンジ相場のトレードは戦略が一緒なのでまとめて言語化します
【パターン1】
トレンド中のレンジ相場でトレード
2019年12月~2020年3月のトレード(GBP/USD)
日足は移動平均線(以下SMA)が右上に向かってパーフェクトオーダーになっているので上昇トレンド中
SMAを使ったトレンドの判断方法については以下の記事を参考にして下さい!

4時間足は3本のSMAが水平になっているのでレンジ相場と判断
なので
現在は上昇トレンド中のレンジ相場と判断
レンジ相場の安値でロングすれば日足レベルだと押し目買い(トレンドフォロー)になる、という戦略です!
オレンジ色の水平線が損切りライン(-60pips)と利確ライン(+120pips)です
+120pipsで利確
レンジ相場の高値更新して上昇トレンドが継続
上昇トレンド継続後
再び上昇トレンド中のレンジ相場に
4時間足で見るとこの通り
前回のレンジ相場の高値でレジサポ転換して
現在のレンジ相場の安値になる前提で押し目買いする戦略
2本のオレンジ色の水平線が利確ライン(+160pips)と損切りライン(-50pips)です
エントリー後しばらく建値付近をウロウロした後
ギリギリ+160pips利確
先程と同じく
上昇トレンド中のレンジ相場が継続する前提でレンジ安値で押し目買い
2本のオレンジ色の水平線が利確ライン(+160pips)と損切りライン(-50pips)
順調に上昇してくれて+160pips利確
以上が2019年12月~2020年3月まで調子よく連勝できた期間です。
2021年5月のトレード(GBP/USD)
日足はSMAが綺麗なパーフェクトオーダーを形成しているので上昇トレンドですが
高値に抑えられ、現在は伸び悩み中
日足レベルの高値付近で伸び悩んでいる故に
1時間足レベルの短期でレンジ相場を形成中(SMAが水平になっているので)
この短期レンジの安値がレジサポしっかり効いているので
ここで押し目買い
2本のオレンジ色の水平線が利確ライン(+100pips)と損切りライン(-35pips)
順調に上昇してくれて+100pips利確
レンジ相場が継続する前提で同条件で更に押し目買い
エントリー直後に含み損抱えたが、その後上昇してくれて+100pips利確
以上が2021年5月の調子が良かった期間でした!
【パターン2】
勢いの強いトレンドで押し目買い(戻り売り)
トレンドの勢いが強い時
直近の高値で押し目買い(戻り売り)をすると
比較的高い確率&良リスクリワードで連勝できます!
まずは
「勢いの強いトレンド」の定義化をすると以下の通りで
- 意識されている抵抗線を抜けて
- 20SMAから大きく乖離しながら上昇(下降)している状態
です。
押し目買いのタイミング
日足では勢いが強過ぎるので4時間足に切り替えてエントリーのタイミングを探ります。
- 過去の分かり易い高値に水平線を引いてこのラインで押し目買い
- 50SMAで一度反発しているので、もう1度反発する前提で損切り幅は50SMA外に設定
以上を根拠に押し目買いしかけました。
今回の場合は損切り幅は-35pipsになります。
水平線の引き方のコツについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい!

利確の目安はフィボナッチ・リトレースメントで判断
トレンドの勢いが強く高値を更新する可能性が高いので
利確ラインは直近の高値より上に設定します。
具体的な利確ラインはフィボナッチ・リトレースメント(以下フィボナッチ)で判断します。
まずはエントリー直前の安値から高値までフィボナッチを引きます
続いて
フィボナッチの0%を押し目に移動させた上で
フィボナッチの23.6%を利確ラインとします(言葉だと分かり辛くて申し訳ないです)
結果+160pipsで利確できています
損切り幅-35pipsに対し利確が+160pipsなので
リスクリワードが4.5以上あり1発で大きく稼げる可能性を秘めています。
これ位リスクリワードが良くなる理由が
「トレンドの勢いの強さ」を厳選した上で押し目買い(戻り売り)を仕掛けているからだと思います!
なので
トレンドの勢いの強さを厳選している都合上
トレードのチャンスを多くないです
手法を学んだら必ず検証をしよう!
かなり長文になりましたが、ここまでお読み頂きありがとうございます!
FXで稼ぎたい人
こう思われる方が多いかと思いますが、ちょっと待ってください!
手法を学んだだけでいきなり利益を狙いにいくのは少々危険です!
なぜなら
- 僕の手法を他者が100%再現するのは難しいから
- 手法を使いこなすにも技術が必要だから(=練習が必須)
だからです!
そこで必要なことが過去検証です
FXは過去検証を徹底してやり込まないと勝ち続けるのが困難だと断言できます!
ここまで強く言い切れる理由を「FXは検証しないと勝てないと断言できる2つの理由を解説」で解説しているので是非参考にして下さい。
そして
過去検証の重要性を理解された方は
「FXの過去検証(バックテスト)のやり方と効果的な継続方法」で過去検証のやり方を解説しているので、今すぐ検証作業のやり方を習得して勝ちトレーダーを目指しましょう!
どの過去検証ツールを選べば良いか分からない方は「FXのおすすめ過去検証(バックテスト)ツール5選【無料版+有料版】」を参考にして下さい!
数が全てでは無いのですが
スポーツと同じく練習量(=検証量)が多い方がシンプルにFXの成果が出やすいです
だから
しっかりとやり込みましょう!
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